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2002'03.17 (Sun)

2002.03.17~24 BALI

ずっと以前に
「BALIのガムランって、ええでぇ~~。」
の一言で、すっかり『ガムラン』にハマッテしまって、
今では毎週、ガムランレッスンに通っている私にとって、
バリ島ウブドは、とっても行きたかった場所。

それはそれは、夢のBALIですもの
今までの何処よりも、考えに考え抜いて
プランを立てた事は、言うまでも有りません。


今回のテーマは 『癒し』
ただただ、の~んびり、を楽しむ旅に決めました。
もちろん、文化と芸術の村、ウブドでの予定は外せません。





空港に到着すると
ハワイなんかは、とっても甘~い香りがするけど・・・・
ガムランの音楽と、何だかムンムンした空気!!
それがとってもインドネシア!!
『最高~~。これが夢のBALIなんだ~~。』

さて、空港から、一歩出ると
おもむろにバックを持ってくれる男性が登場。
サッサっと、荷物をかかげて
タクシーのトランクに積んでくれた。
「なんて、親切なタクシー会社??」
っと、思う間もなく
『1000円1000円』と手を出す彼等。
訳も分らず、1000円出しちゃった
良く考えると、それって・・・・。

でも、良いさ良いさ、ここは夢のBALI~~。





到着当日は、空港から近い、「ジンバラン」に宿泊です
ホテルは、Mimpi Resort Jimbaran



荷物を置いて、早速に
今日の目的地、シーフード屋台「イカン・バカール」へ

ジンバランは小さな漁村
町っぽい場所に、何軒ものレストランが並んでる。
私達が選んだお店は、
水槽やタライの中に、魚貝類がた~~くさん。
好きな素材をチョイスして、砂浜に並べられたテーブルで頂く。
海老に烏賊に貝に・・・・ついつい、たくさん注文しちゃう。
(う~~ん。太ってもええわぁ~~)

少し、ガーリックで味付けしただけのシーフード達に
ビンタンビールがタマラナイ。
それにやっぱり、ナシチャンプル。
紙の器に、白いご飯と、御野菜なんかを入れて
スパイスで味付け。
混ぜ混ぜ混ぜ。もう、ウマウマ。



目の前は、インド洋。
傾いたテーブルも、 ウロウロしているのら犬達も
全~然、気に成らない。
やっぱり、ここは、BA~LI~~(^o^)丿

すっかり満足して、席を立った後・・・・
店員さん達が悲鳴をあげた。 
私達を見て、ニコニコしているところを見ると・・・
『若しかして、テーブルの上のチップが多すぎた???』

この国の、金銭感覚に慣れるまでには
今少しの時間を要した。





さてさて、いよいよ今日からが本番。

どうしても、どうしても、泊まってみたかった
憧れの「PITAMAHA」
ここを抑えるのにどんなに苦労したことか・・・

日本の女性は、このホテルがとってもお気に入りらしく
争奪戦に勝ち抜いて、ようやく予約したホテルです。
朝から私はハイテンション!! ウキウキ 

チェックアウトをすると
ピタマハからのお迎えベンツがホテルの前で待っている。
『さすが~~。』
インドネシア語の本とニラメッコして
FAXした甲斐が有った。っちゅうもんや~。
私達は、このベンツに乗って、「ウブド」へと向かった。





ピタマハからの使者は
とっても「インドネシアン」な出で立ちで
この旅の雰囲気を盛り上げてくれた。
ホテル迄はたった1時間の道のり。
それなのに、私の希望する場所に
ニッコリ笑って寄り道してくれた。

バティック、細密画、木彫り・・・・
さすがは、文化と芸術の国。
『きっとこの国は、私を満足させてくれる事だろう。』
と確信した。




いよいよ、ホテルに到着です。





何段もの階段を、上ったり下がったりしながら
念願のプール・ガーデン・ヴィラ。




『やった~~。』
チャンプアン渓谷を見下ろす部屋からの景色は壮大で・・・
このホテルの全てに大感激。





スタッフは皆んな、アットホームで、親切。
すれ違うと必ず、挨拶してくれる。

その笑顔のどれもが、取って付けた感じでは無く
ホッとする様な笑顔で、心地良かった。
そして、このにこやかなスタッフ達は
滞在中の私達に、
至れり尽くせりのサービスを施してくれたのだった。



ここに居る間の日程は、もう、チャンと決めてあった。
今夜の目的は、どうしても拝見したかった 「ケチャ」
その前に、まずは、ウブドを散策しなくては!!

ウブドの街は、何となく懐かしい感じがする。
道は何処も凸凹していたし、
崩れたブロック片がゴロゴロ転がっていたが
穴の空いた歩道に、蹴躓く事は無かった。

街には今宵のイベントチケットを売る子供達や
「タクシー?タクシー? センエン!センエン!」
と呼びかける方達も居たけれど、
一度断ると、それ以上に迫られる事は無かった。



夕刻前、パラパラと雨が降ったので
『今夜のケチャはどうなるのか??』と心配で尋ねてみた。
『全く問題ない』 との返事に
半信半疑の私だったが、
その言葉通り、開催時間にはスッカリ上がっていた。





お目当てのケチャは、「プリアタン」 で、行われた。

赤白黒のチェック柄の腰巻を巻き
耳の上にお花を飾っただけ、という装いの男性達。
「おらが村の合唱団??」
その響きは、思った以上に凄くて
声だけで、構成された音楽は、鳥肌ものだった。
たとえ 「ゴスペラーズ」といえども、敵わない。
私はすっかり、御満悦。



ウブドの夜は、
多分、天井に隠れて居るであろう「ヤモリ君」の鳴き声が聞こえる程
静かだった。 





ウブドの朝は気持ちよく鳥の声とともに目覚めた。
私の家では、考えられない事である。

この日は、近場の「ネカ美術館」から、始まった。
私が描くとしたら・・・
きっと、目が回ってしまうか
点に成ってしまうであろう出来栄えの細密画を拝見し、
また、ウブドの街へ出かけた。


それにしても、この街の人々は、皆
音楽家か芸術家??ってくらい
至る所にギャラリーが有る。
その中で、女性だけの作品を扱う
「スニワティ・ギャラリー」 に入ってみた。

そこには、子供達の作品も展示され、これがまた、
若し、私が母親なら
『うちの子は天才!!』
そう思うに違いない程の出来栄えだった。


手書きのTシャツやら、雑貨やらを見ながら
「ジャラン・ジャラン」 していると・・・・
モンキー・フォレスト辺りで 怪しい雲行きに変わった。
『雨かな~~??』 とおもっていると・・・・・
突然それはやって来た。

そう、「スコール」だ!!
見た事も無い勢いで、降ってくる雨、雨、雨、

「バケツをひっくり返したみたいな雨」
とは良く云うが・・・ なにがなにが・・・!!
「プールをひっくり返したほどの雨」 だった。
みるみるうちに・・・・川の様な流れが出来上がった。

あわてて、レストランに入ろうと道路を横断しただけで
全身「シャワーしました」状態。
小一時間、雨宿りする事と成った。

日本なら、皆、携帯で
「遅れます」電話をしまくってるところだが・・・

誰一人、慌てる様子も無く困るでも無く
通り過ぎるのを待っている。・・・・・
そう云えば、傘を持っている人もいない。
ズブ濡れに成りながら、歩いている。


・・・・そう、此処はバリ。
スコールなんて、ど~~って、事無いんだ~~。

お陰で、美味しい「ナシゴレン」に「ミーゴレン」
おまけに「サテ」 まで、頂けた!!




この日は一日、ウロウロして、「バロンダンス」を鑑賞した。
もちろん、「この雨で、中止に成るのでは・・・」
などと、心配したりする事は無かった。(^_-)





いよいよ、「ウブド」最後の日。
この旅での目標は、まだ達成されていなかった。
それは、「泳ぐ事」。


誰にでも出来そうな、「泳ぐ」と云う事を
私は経験した事が無かった。
浮く事さえ出来ない私は、
どうしても、「ぷかぷか」気分を味わってみたく、
その練習の為に、プール付きのこの部屋を選んだので有る。

ところが、幾ら練習しても成果は上がらず。
諦め始めていたのだが・・・

渓谷に落ちそうな程、素晴らしい見晴らしのメインプールで
どうしても泳いでみたくなり、
早朝のひと気の無い時間を見計らって、挑戦してみる事にした。



早朝作戦は大成功。 誰も泳ぐ人は居ない。
『チャ~~ンス』
早速、入ってみると・・・・
そこは、
155cmの私には、つま先で立っていないと歩くことすら出来ない。

『浮き輪でも、有ればな~~』 見渡すものの
片隅に設置された、大きな大きな浮き輪には
「救助用」 と書かれている。
でも、でも、
ど~しても、プールの向こうに見える渓谷を覗き込んでみたく・・・
プールの端を持ちながら歩く事にした。

しかし、水の中を移動するのは、思ったよりも大変で
なかなか前には進まない。
『頑張るぞ~~!!』 と、必死に成っていると・・・
「ジャブ~ン」 と音がした。

振り返ると、
いつものインドネシアンな制服を身に付けたスタッフの一人が
すんごくスマイリーに立っていた。
「please (^。^)」 と 指差してくれたのは
さっき見かけた、大きな浮き輪。
『なんて、いい奴なん~~ 』

背に腹は替えられない
ここは、この浮き輪のお世話に成ろう~~。

こうして、私は、みごと、プールの端から
その渓谷を覗き込む事に成功した。 (^o^)丿





このホテルにしたかった理由は 「スパ」 にも有った。

二時間貸切のスパ。それはそれは、お姫様気分を味わえる。
ハーブの香りにつつまれて、ほ~んと、気持ち良~~い。

サウナに、ミストサウナ。
お花のプールに、温水プールまで有り、
これまた、凄いロケーションの中、露天風呂気分を味わえる。

こんなに充実した施設だとはつゆ知らず
水着を持って来なかった私は、
真っ裸のまま、貸切スパを堪能した。>^_^<







ウブド最後を満喫すべく、またまた街に出る事にした。
凸凹道にも、スコールにも、スッカリ慣れて
この街は私のお気に入りに成ってしまった。


『今日は、市場に行ってみよう~~。 (^o^)丿 』

ウブド中央に有り、早朝には朝市が開かれているこの市場は
古びた建物に所狭しと店が並ぶ。
1Fは、店と云うより、出店??
2Fに上がって見ると・・・それはそれは、凄まじかった。


細~い通路には、 沢山の服などが並べられ
必ずそこには何人かの売り子さん?達が居る。

彼女達は、私の手を捕まえ、商品を手に持ち
「安い・・・、見るだけ・・・」 を連発し
もう、拉致状態。
それが、しばらくすると、
嘘の様に、突然に引き下がる・・・・
が、即座に、別の女性が登場し
同様にして、拉致られるのであった。


きっと、彼女達には、
“隣の敷地で、仕事をしては行けない。”
と云う、ルールが有るのだろう。
私には、どこが境界線なのか見分けが付かないが
それはそれは、「ピタッ!!」っと離れて行くのが面白かった。





この日もまたスコールがやって来た。
すっかり、子供気分に戻れる、この雨が
スッカリ気に入っていた私は、
頭にビニール袋を被り
「春雨じゃ~濡れて行こう~~」を決め込んだ。





ハプニングはこの夜に起きた。



ガムラン講習に通う私としては
「グヌン・サリ」のレゴンダンスは
どうしても見ておきたかった。

予定時刻に、「ダラム・プり寺院」まで行くと
男性が何やら、必死に話し掛けてくれるものの、
英語も通じず、全く分らない。

そこへ、若い男性が現れ
「今日のレゴンは場所が変わった」と教えてくれた。
『え゛゛~~~!
 今から歩いていたのでは間に合わな~い。』 (T_T)

すると、その彼が、車で送って行く。と言うので
値段を交渉し、会場まで乗せて行って貰った。

思ったとうり、「グヌン・サリ」 の演奏は素晴らしく、 
私が日本で練習している曲が始まった時は、ドキドキした。

すっかり満足し、帰ろうとすると、そこに、彼が待っていた。
『なんて、商売熱心なんだろう~~』
今度は、目的のレストランまで、乗せて行って貰った。


っと。ここまでは良かった・・・・・


レストランで、大変な事に気が付いた。
『きゃ~~。 デジカメ忘れた~~~!!』

あの親切な青年の車で、今頃はゴロゴロとしているで有ろう
愛しのデジカメの事を思うと・・・・・・

ノリノリで熱唱している、レゲイのバンドも
フラフラに成ってでも踊っている
ナイスバディーの女の子も・・・・
もう、どうでも良く成ってしまった・・・・
この夜の「サテ」は・・・・
なんの味もしなかった・・・・・


付け足しておきたいのだが・・・・
若し彼が、
後部座席のデジカメを、即座に見つけていたとしたら・・・
きっと、レストランに届けてくれたに違いない。
私は、今でも、そう信じている。
彼は、そうゆう感じの青年だったから・・・・・
夜で有った事、ホテルまで送って貰わなかった事。
それが災いした事が少し、悔やまれた。


このデジカメが出て来る事は無かったし
探す事は不可能だった。
故に私のバリの写真は、
ウブド一日目にパソコンに取り込んだ画像以外は
全て消えてしまった。(T_T)

若しかしたら・・・・
今頃はバリで密かに
「AVデビュー」を果たしているかも知れない。
何故なら、そこには・・・・
生まれたままの格好で
スパを楽しむ私が映し出されているはずだから・・・(^^ゞ





気分一新。

ピタマハライフを思い存分楽しんで
今日からは最後の目的地、「ウンガサン」へと向かう

宿泊は、最南端に位置するBali Cliff Resort

チャータータクシーで移動する事にした。


ホテルから呼んで貰ったその人は、
元 ピタマハスタッフだったという
日本語ペラペラの青年だった。
彼は、ウンガサンへと移動する間に
私の要求を全て満たしてくれた。

数件のショップを回って
「グヌン・サリ」のCDを探してくれたし。
スーパーマーケットでも
丁寧に商品説明を加えてくれた。


お昼には、彼の村の「大衆食堂?」に案内してもらい
地元の人たちが食べる、普通のランチを食べる事ができた。
これは、ウブドの「大衆食堂」のランチより、
数段、美味しかった。


その大衆食堂?は、民家と繋がっており
庭の向こうでは、この店の家族が昼食を取っていた。
出来ちゃった結婚の多いバリでは、殆どが親と同居する為、
その敷地はかなり広いそうでこういった形式の店が多いらしい。




彼の話を楽しく聞きながら、車はデンパサールに入った。

そこは、ウブドとは違って、活気にあふれていた
人が多く、車と車の間をスルスルとバイクが擦り抜ける。
この街での運転は
ジェットコースターよりも、緊張感が有るかも知れない。


お目当ての「パサール・バドゥン」は
24時間寝むらない市場らしく、人で溢れていた。
3Fまで有る建物は、
今までの記憶をたどっても、嗅いだ事の無い様な
なんとも強~烈な臭いがした。

市場の中は、うす暗く
ウブドの市場と同様に
片手に野菜や乾物を持った女性に拉致られそうに成った。

ふと気がつくと、後ろから、ついて来る女性が居る。
良く観察してみると、この女性は、私達のガイドを装い
色んな店の前で、商品を売り込もうとしているようだ。
だが、本当のガイドで有る、彼の言い付け通りに
無視しておいた。

『若し、私が何か購入したら
彼女にリベートでも入るのだろうか???』





斯くして車は、ひと山?越えて
無事 「クリフリゾート」に到着した。



ここでは、ひたすら
「ぼ~~~っ」 とする事を目的としていた。
その目的を果たすに相応しく、周りには何も無い。
ひろ~~くて、ひと気の少ないこのホテルは
本当に、「リゾート」 だった。


なんてったって、ここのプールは最高。
インド洋と一体化している様に見えるこの素敵なプールで、

『絶~対、泳ぐぞ~~』 


その気合が通じたのか?? ピタマハ特訓が効いたのか??
なんと、本当に泳げる様に成って、びっくり。吃驚。

余り突然だったので、この現象を
『バリ・マジック』 と名付けさせて頂きました。
それはまぁ、なんでも良いけど・・・

『とにかく、ばんざ~~~い。(^o^)丿
 もう、救助用浮き輪は必要なぁ~し。』

ピタマハの、あの彼に、教えてあげたい気分だった。

余りに嬉しくて、泳いで泳いで泳ぎまっくたら、いつのまにか
全身、ゆでたこ、に成っていた。
あ゛゛~。シャワーが痛い~~(^^ゞ





このホテルに滞在中は
本当に、ゆっくりとした時の流れを感じていた。

気ままに泳ぎ、昼寝して・・・・
夜には南十字星を見ながらひたすら「ぼ~~っ」として過ごした。
『こんなに、穏やかな一日を過ごしたのは、何年ぶりだろう??』



ホテルには、幾つかのレストランが有ったが
私のお気に入りは
プールから少し離れた所にある、レストランだった。
そこに行くには、
かなり急なエレベーターで、下らなければ成らない。
そのエレベーターもお気に入りの理由だった。
海が見える様にと、透明の箱で出来たエレベーターからは
インド洋が見渡せたし・・・
時に、お猿さん達が遊びに来ていた。 


レストランはいつも暇そうで
ウエイターさんは、楽しく話し掛けてくれ、
私達意外にお客さんがいなくても
ガムランの演奏は休み無く続けられていた。

私が練習中の曲名を告げると
即座に、音合わせが始まり、演奏が始まった。
すると、そのウエイターさんも、演奏に加わる。
『やっぱり、バリは皆が芸術家で、音楽家なんだ~~』
と再認識。


このアットホームなレストランから、さらに下ると
土曜日にのみ開催される 「ケチャ」の会場と成っている。
さらにその下は、インド洋。
だが此処で海水浴を楽しむ人は居ない。
何故なら、波が荒く、
満潮の時には、砂浜を歩く事すら出来ないからだ。



ところが・・・・・



お昼過ぎには、引き潮と成る事を知った私が、
「遊泳禁止」 の札が有る訳では無い、この海を
黙って見ている訳が無い!!

『やっぱ、泳ぐしか無いッショ~~!! (^o^)丿』


さっそく、引き潮を見計らって、海に入ったものの
やはり、相当波がキツイ!!
これはやばい!!
でも、でも、その砂浜は永遠と続いていると思われ、
取り敢えず、海岸沿いに歩いて見る事にした。

人っ子一人居ない、貸切のインド洋は
砂浜と岩場を繰り返し・・・・
30分ほど歩いた所で、「第一村人発見!!」

真っ黒に日焼けした彼は、岩と岩の間をしかと見つめ
何やら真剣に取り組んでいた。
私の存在に気づいた彼は
その日焼けした顔に、真っ白い歯を除かせて
「ハロー」 っと、笑った。

何してるの?? と尋ねると
魚を捕っていると言う。
よ~~~く見ると
小さな小さな、メダカの様なお魚君が
岩に隠れるのが見えた。

あんなに小さなお魚を
一体どう料理するのだろうか???
やっぱ、素揚げ??


それから、海岸をひたすら歩くと
ポツンと一軒の、玉ねぎ小屋ほども無い、納屋が有った。
電気も水道も無さげな、その小屋に
さっきの彼が住んでいるのだろうか??

その小屋を越えた頃から、海は急に静かに成り
お魚捕り??堀り?? の人達がチラホラと増えて来た。
そして、その人達は
水着の上にホテルのバスタオルをかけ
裸足で歩く私に対し、
例外無く、「ハロー」と声をかけてくれるので有った。


どうやら、どこかに村が有るらしく
子供たちが海で遊んでいた。
だが、家らしいものは発見出来ない・・・・
だとしたら・・・
この、ものすご~い山を下って来たのであろうか??


「お魚堀り」の邪魔をしては大変なので、
村の人々が遠~くに見える程の距離まで折り返し、
私はインド洋を独り占めした。


どこまでも、どこまでも、青い海が見えるだけの
この素晴らしい景色を、私は生涯忘れないだろう。
だ~~れも居ない海は
私を優しく包んでくれ、「ぷかぷか」気分は最高だった。





このホテルのすぐそばに
「アートマーケット」なる施設が有ると知って出かけて見た。

そこでは、「細密画」「ガムラン」「バリダンス」
の講習などが行われて居る筈であった。

ところが、余りにも暇な時期なのか
その小さな村には、誰も居ない。
 『あれ??』
帰ろうかとも思ったが
好奇心旺盛な私は、少し、探検して見る事にした。


そこには、幾つかのショップの様な建物が有ったが
やはり誰もいなかった。

さらに奥へと進むと・・・
駄菓子屋さんの様な、小さなお店を発見。


その店先には、くじ引きや、玩具などは無かったが
お菓子らしき物が入った入れ物は、
日本の「カレーせんべい」や「スルメイカ」のそれに似ており
とても懐かしかった。


「こんにちわ~~」 と声をかけると
その奥から声がして、
クリクリオメメの、おばちゃんが出て来た。

その「おばちゃん」は
多分、そんな風に呼ばれるほど、年取っている訳では無いが
子供時代にタイムスリップした様な気がしたので
親しみを込めて
敢えて「おばちゃん」と呼ばせて貰う事にした。

私は、どことなく
母の友人に似ている、このおばちゃんと
すっかり意気投合し、暫くそこで遊んでいた。
もちろん、言葉は通じない。
でも、身振り手振りで、分かり合えると
二人とも手を叩いて喜んだ (^o^)丿


こうして、おばちゃんから
夕方「バリダンス」のレッスンが有る事を教えて貰った私は
再びこの小さな村を訪れた。


誰も居なかったそこには
小学生くらいの子供達が、沢山集まっていた。

どうやら、卓球が流行っているらしく
男の子達は、トーナメンを開催している様で
盛り上がっていた。

そうこうしていると20人程の女の子達は
それぞれ、腰にサルンを巻きつけ
ダンスの準備を始めた。
そして、どの子も、見慣れぬ私を見て、恥しそうにしている。

『小学生の頃、転校生が来ると
こんな風して、遠巻きに眺めたな~~』
と懐かし思い出がよぎった。

さて、そこにやって来た
短大生くらいの「ダンス」の先生は
これまた、と~~ってもスレンダー美人だった。


自己紹介を終え、
子供達に混じって、レッスンを受けるものの・・・・・
『よくまぁ。こんなに、中~~途半端な体勢で踊れるものだ。
若しかして関節の構造が違う??』
と思いながらも、とっても楽しかった。

女の子達は、転校生を快く受け入れてくれた様子で、
ステップを間違えると、目と目を合わせて、クスッと笑った。
私の気分は、小学生!!


レッスンが終了すると
おばちゃんの店に駆け込む子供達に混じって
私も走った。(^o^)丿

彼女達は、ジュースや、お菓子を買っていたが・・・・
私は、おばちゃん特製の、ナシチャンプルと
ビンタンビールを買い込んで帰える事にした。





こうして、私のバリは
これまた、あっと云う間に終わってしまった。

三つ編みオバサンに追いかけられる事も無く
ジゴロにナンパされる事も無く・・・・

出会った人々は、皆、優しく、朗らかで
精一杯生きていたし、毎日を楽しんでいた。


デジカメには残せなかった、「夢のバリ」だが、

全身に残った日焼けの跡だけでは無く
心の中にも、沢山のものを刻んでくれた。

たったの数日間ではあったが
そこから得たものは私の財産と成るで有ろう。


出発までの時間に、「ウルワツ寺院」から見た夕陽は
本当に雄大で、何故だか涙がでた。

毎日毎日、同じ太陽を見ている筈なのに・・・・
『太陽はこんなにも大きかったんだ・・・・』 



この国の魅力が
忘れていた何かを思い出させてくれた様な気がする・・・・


またいつの日か・・・必ず・・・

おばちゃんとの約束を果たして
「特製 ミークア」 を食べに来よう。と思った・・・・・・




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2002'01.05 (Sat)

2002.01.05~08 台湾

香港で、憧れの夜景を満喫した私だったが、
あの「無愛想な応対」 がどうしても気がかりで、

「中国は、笑ってはいけないの??」
の、疑問を解決するべく、次は台湾に行く事にした。

これは、突然に決まったもので、
殆ど、一夜漬けで、情報を収集し、
テーマは、「台北・小龍包&夜市の旅」と決めた。

どうしても、私の基準は
「美味しい」に委ねられるようです。・・・・(^^ゞ

ともあれ、目指すは台北~~  



思いつきだけで到着した台北は、とても暖かく、初夏の陽気。
『ヤッパ、日頃の行いが良い!って事?』
で、今回の旅を一日だけエスコートして下さるのは、
私と同年代の、これ又、とっても綺麗な方。
『香港といい、台湾といい、ほんとスレンダー美人が多~い。』


で、彼女が先ず向かった先は、「お茶屋」さん。

香港で、カルーセルの勧めるお茶を、やたら、買い込んだ私は
『今回は買わない!!』 と覚悟を決めて店内へ・・・

そこに現れたるは、「塩沢とき」さん、そっくりなおばちゃま。
これが、又、深夜の通販で、包丁を売ってるオジサマより、
遥かにツワモノ!!
烏龍茶の上手な入れ方、を、息つく間もなく説明し、
飲まされたお茶が、これ又、格別に美味しかった。
・・・で、まんまと相手のペースにハメラレて、
お急須セットまでも、お買い上げ~~。(^^ゞ


日本に帰ってから、お手本通りに入れてみるも・・・
同じであろう筈が無い!!
未だにこの「烏龍茶」ならぬ、「トキ茶」が、
私の家にそのまま残っているのは、云うまでも無い。





さて、今回は、香港の街の3、4倍は有る??って幅の道路を
友達の車??って感じのコジンマリした車で移動。

「総統府」、「龍山寺」、
最後に、 広~~い「中正記念堂」。
きっと、お決まりのコースなのだろう。
が、私の台北満喫企画は、明日以降の予定!!
今日は早々に、切り上げなくっちゃ!! (^_-)/





・・・・って事で、夕方~~。

お目当て第一弾。 夢にまで見た、
「鼎泰豊」 の小籠包!!!
さすがに、人気のお店!! 開店早々で無いと入れない!!
しっかし、この肉汁ジュワ~~ の小籠包は、
本当に本当に美味しい。
『今まで食べて来たモノは、「小籠包」じゃ無~い!!』
追加追加で、3皿完食!! (^^ゞ









第一弾の目的を果たしたところで、
第二弾「夜市」に突撃!!

「士林夜市」は台北内の夜市の中で、
最近流行りの夜市らしく、
若い子達で溢れかえっていた。

大阪の心斎橋筋ほども無い商店街? の、
店と店との間、そう、通路!!
そこに、風呂敷を並べ、
フリーマーケット状態の屋台がズラ~~。

あの臭~い豆腐に、焼き鳥、ラーメン、フルーツ、お菓子。
様々な食べ物屋台の間に、靴やら、服やら、
可愛いワンちゃんまで 並んでいる。

その人、人、人。 と、独特な臭いも凄かったが、
吃驚したのは・・・・
そこに、警察官がやって来た時だった。

士林の屋台は許可が下りないらしく、
「警察」が来ると、あ゛゛ッと云うまに、
フリーマーケットは店じまいされ、
行商人さん達は、人込みに紛れて居無くなる。
その素早さは、神業だった。

トランプマンのマジック程、瞬間に・・・・
風呂敷ごと、クルクルっと、簀巻きにされた商品は、
商店街の店先の隅っこや、
ハンガーに吊られた洋服の下などに隠され・・・・
当人達は30秒以内には居無く成る。

すると、そこには
普通の商店街の様に「通路」が現れるのだった。


・・・して、暫くすると、
又、何時の間にか、
フリーマーケットは元どうりに開催されるのであった。
夜市に関係する人々の連携プレーに敬意を表したい!!?? (^_-)/

香港の様に、
ブランド品や、高価な商品の無いこの夜市を、
一夜で大~好きになった。





『少しは文化的な事も・・・・』
と思い、本日は「故宮博物院」からのスタートです。

広~い広~い館内を、ひたすら行ったり来たり。
ガイドテープを聞いても、サッパリ分らない。

その骨董品の数々を目の前にして、
『島田紳助の番組に出したら、幾らの値が付くのかな~~??』
などと、不謹慎な事を考える程度の私に、
その素晴らしさが理解できる訳が無い!! (~_~;)

でもでも。世界三大博物館の一つを制覇した!!??
って事で・・・良しとしておこう!!
『あ゛~。文化って疲れる。』





午後からは、今日の目的地、「淡水」へと向かう。
だが、その前に、 台北市内を少し、物色しなくては・・・・

この街は、結構日本語が通じる、
コンビニのアルバイトの子ですら、
「ゴヒャクエンデス。」なんて、言ってくれる。
なのに、なのに、私ったら、とっても怠慢。
 「ニイ~ハオ」 「シェイシェイ」
しか分らない。 反省(ーー;)

それに、この街の人は、皆んな親切で、にこやかだった。
やっぱり、香港とは、全く違う感じがした。

飾り気が無く、庶民的で、
若い女の子ですら、お化粧気が無く、ジャージ姿でOK!!
「浜崎あゆみ」や「キンキ・キッズ」はブレイクしてたけど、
付け睫毛や、アツゾコの女の子は一人も見当たら無かった。





淡水へはMRTで、移動した。

ところが、乗り換え駅で、ホームが分らず、立ち往生!!
『仕方が無い!! 聞くしか無い!! でも、
言葉が通じない!! おまけに誰も居ない!!
・・・ドウ゛ジヨ゛ウ゛~(T_T) 』

そこへ唯一通りがかった、
キャリアウーマン風の、お姉さまに、
思い切って尋ねて見る事にした。

その方は、忙しそうに歩いていたところを呼び止められ、
ガイドブックを指差して、おもいっ切り日本語で
『此処に行きたいんですけど!!』って尋ねる私に、
素敵な笑顔で、語りかけてくれたが、
言葉が通じないと察すると・・・・

おもむろに私の手を引っ張って、
難波から、御堂筋線に乗り換えるくらいの距離を誘導して下さった。
若しかしたら、私の所為で、予定時間よりも10分は遅れたかも知れない。
『台湾の方はほんとに親切。』


こうして、到着した淡水の街は、
田舎と都会が一緒に成ったような港町。
とは云え、海は、汚れ、地域改造計画か??
ダンプが出たり入ったり。港って感じでは無かった。

私の目的は「魚丸」と呼ばれる、
かまぼこ?の入ったスープを食べる事に有った。
で、これは、なかなかの美味しさだった。


この街では、暫くお散歩を楽しみ、
台湾と云えば、マッサージ!! と、
街角のマッサージ店に・・・
私の行きつけのマッサージ店と違って、
椅子に座ったままの、マッサージ体験をさせて頂いた。

首が、ロックミュージシャンの様に、
前後左右上下に動く。
おまけに、ボキボキ、バキバキ。
『鞭打ちに成るデ~~(*_*) 』 と心配した、
荒くた~いマッサージの後は、気持ち良かった。







淡水の駅前広場では、
数名の絵描きさん達が、似顔絵を描いていた。
ここは、一つ旅の記念にと、
私も描いて頂く事にしたのだが・・・・

初めてのモデル気分は、何だかとても、くすぐったい!?
周りに出来てしまった人だかりを、
身動き出来ないまま、
耳だけ「ダンボ」にしてみたところで、
ひそひそ話の内容は、言葉の壁に邪魔されている訳で・・・・

『え゛? それって、似てるの?似てないの?
何なん? なんで笑ってんの~~??~~ (~_~メ) 』



やっと完成した、その絵の私は、
自分では違うような気がしないでも無いが、
たったの数分で、その特徴を掴んでいる様でも有り。
『さすが、画家さん!!』





この夜は、台北一と云われる
「饒河街観光夜市」 に行って見た。

「士林夜市」よりも、少し年代層が上って感じのこの夜市も、人、人、人。
だが、此処は認可されて居る為、昨夜のマジックは見れなかった。
その所為か、少し、もの足りなさを感じた。

だが、食べ物屋台は大変充実して居た。

夜市入り口の、おばちゃん一人、
孤軍奮闘する屋台で食べた焼きそばは美味しかったし、
お皿にビニール袋を被せ、その上に食べ物をのせる!!
その方法は、Good idea!!
水道代、手間、衛生面、から考え出された
「おばぁちゃんの知恵袋!!」ってとこかな?? 





さて、「突然に台北旅行」~~最後の日・・・
今日は台北市内を「うろうろ」しよ~~~っと!!

本屋さんが集まる書店街。
カメラやメガネの博愛路。
予備校街の南陽街。
どこも、賑やかで、
サラリーマンや学生相手の食堂が至る所に点在する。
また、其の値段は、とってもリーズナブル。


で、少し休憩を、と
台北三越横のオープンカフェに腰掛ける。

それは、相棒が珈琲注文の為、席を外した時の事・・・・・

何気に、近寄って来たのは・・・・ 中国系の紳士。
『どうやら、私はナンパされているようだ』

ゆっくりとした英語で、
ひたすら私とのコミュニケーションを図ろうとする
この紳士が差し出した名刺には、
「ミナミの帝王」に出てきそうな、
「ラッキー開発」なる社名が記載されて居た。

このオジサマのお誘いを、
「日本語しか分りません」 の一点張りで交わし、
またまた、台北ブラブラ を楽しんだ。





とっても不思議に思ったのは、
台北のあちこちで見かける犬君達。
そのワンちゃん達は、暑いのか、やる気が無いのか、
ダレ~~っと、していて、ズ~~ッと寝転んだまま!!

人間が歩いていようが、蹴飛ばされようが、
知らん顔で、鳴きもしない。
『何で~~??? これは、本当にワンちゃんなの??』

若し、この鳴かない犬の遺伝子を、
日本のワンちゃん達に組み込んだら、
ペット禁止のマンションには、ピッタリ!!
『誰か研究してくれないかな~??』





さてさて、香港が梅田なら、台北は、中津??
そんな庶民的なこの町で、発見したのは
「賓館」と呼ばれるホテル。

ビルとビルとの間に、《休息》成る看板が有る
この賓館は、
ビジネスホテルとラブホテルを兼ねているようで
料金はとってもお安い!!

ホテル入り口には、ちゃんとフロントが有り、
レストラン等も、有るようで、
コジンマリした作りと、
その部屋の少しピンク系な内装さえ気にしなければ
とってもリーズナブルに旅行出来る。
『次回は、コレにしよ~~う。っと。』





この夜も、 夜市はやっぱ士林でしょ~~。
っと、お気に入り夜市へ繰り出した。
担仔麺に、魯肉飯。
カキ入りオムレツを、美味しく頂いた。




あの臭い豆腐を食べる勇気は無かったけれど
独特な匂いは、さほど気に成らなく成っていた。
『慣れって怖い!!』


そこで、「プチトマト飴」 なる物を発見!! 
『リンゴ飴のトマトバージョンなんて、一体どんな味??』
考えただけでも、まずそうなこの飴は、食べて吃驚。
メッチャ癖に成る美味しさだった。(^o^)丿
『日本のテキヤさんも、これを売るべきです。
絶対流行るのに・・・!!』






こうして、台北3日間は、
あ゛っと、云う間に終わってしまった。

食べて食べて、食べまくったこの旅で、
私の体重はすっかり増えてしまっていたけれど・・・・

この庶民的で、エネルギッシュな台北は、
私の感性には、ピッタリの街だった。

次回は、絶対、あのピンクな旅店に泊まってみるぞ~~。(^o^)丿





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2001'12.04 (Tue)

2001.12.04~7香港

女性は、どうしてこんなに、夜景が好きなのでしょう??
私だけかな??
六甲山の「10万ドルの夜景」で満足してきた私にとって、
「100万ドルの夜景」は、夢の又夢。
それが、目の前で拝見出来ると成れば・・・・
それはそれは、もう、大変なイベントな訳で、
企画は、練って、練って、こねまくり。

まずは、旅行の命、ホテル選び。
旅行情報を仕入れ検討した結果。
九龍ハーバー・プラザに決定!!

そう!!
日常からかけ離れた時間を得る為に、旅行するんだもの
シンデレラ気分は、重要です。
なんたってこの階段が、お気に入り。
シンデレラ気分満喫。



これから人生楽しむぞ~~。
企画第一弾、 「香港」に出発~~。
今回は、初めての香港なので、
アレンジを加えたツアーにしました。
題して「香港の静と動」。
騒々しい香港と、静かな香港。その両方を満喫するぞ~~!!



わくわくわくドドキドキしていいるうちに、香港到着。
流暢な日本語を使うガイドさんは、 と~~っても美人系。
名付けて『カルーセル』 (少し似てたから・・)
もちろん本人には内緒です。

さっそく大型バスに乗せられたものの、車内はガラガラ。
「この街は、お客さんの人数には関係なく、
旅行者はみんな大型バスなんだ」
と悟ったのは、街に出てからの事でした。

しかし、その凄い大渋滞たるや・・・半端じゃ無い。
『その原因は、何台ものこの大型バスでしょ~~。』 
などど、心の中で要らぬお節介を焼きながら、ホテルに到着。




お部屋は、もちろん HARBOR VIEW
(だって、好きなんだもん)

大きな大きな窓。外は大型船の行き交う海峡。
対岸には香港島のビルの陰影。
なんだか、どんよりとした空が、
香港の怪しい雰囲気をかもし出して不思議。


とりあえずは、夕方まで、近くの町をウロウロ。



ホテルの周りは地元の方達の市場や学校。
生活のにおいがする。
そうゆうの、大~好き~~。
せっかくだもの、皆と同じじゃつまんな~い。

まずは、マクドナルドにコンビニ発見。
何故だか少し、ほっ。(*^。^*) 「私って、結構、小心者??」

それはさておき、この小さな町では、全く日本語が通じない。
でも、でも、何とか成るもので、気合だけの、ショッピング。



そうこうしているうちに、カルーセルとの約束のお時間です。
ガラガラの大型バスが、着いた先は、四川料理のお店。

店内は、団体さんでゴッタ返している。
それは良いとして、驚いたのは、店員さん。
前もって、聞いてはいたが・・・その態度たるや・・
ウーロン茶だけは、マメにつぎ足してくれるものの、
テーブルに置かれる、お皿たちは、
必ず、ガシャガシャ音をたてる。
にっこりともせず、ガンガン置いていくもんで、
「若しかして、怒ってる??」って感じ。
『日本のレストランなら、即、首だな~~。』
などと、思いながら、
何とも使い難い、つるつる箸で、
あまり辛くも無い四川料理を平らげた。

そんなこんなで、カルーセル率いるガラガラの大型バスは、
いよいよ、憧れのビクトリアピークへと出発~~。


車窓から見える香港の街は、それはそれは、
賑やかで、クリスマス一色。
「さすが香港。す~~んご~~い。」



接客態度の悪さも、大渋滞も、つるつる箸も、
んな事はどうでも良いくらいに、ホントに綺麗。
カルーセルのお話もそっちのけで、
綺麗を30回は連発したかな??

バスは香港島へ入る。
ビクトリアピークへとひたすら登り続けると・・・・
ビルとビルとの間から見える九龍島の景色は、もう圧巻。
言葉が出ない程に幻想的。

「テレサテン」の歌に、星屑を散りばめた町・・だったか?
「香港」って歌が有ったけど・・
散りばめるどころか、ヒッチラカシタ、って感じ?
ほんと凄い!!!

感動覚めやらぬまま、お部屋に帰ると・・・
その景色に一瞬、私の時間が止まった。
真っ暗な海の向こうに見える香港島は、
お昼に見たそれとは全く違っていて・・・・
まるで蜃気楼の向こう側にいるみたい!!」
おもわず出た言葉は、
この現実を表現するには抽象的すぎるけど・・・・
[とても現実のモノとは思えない光景]は、
せつない程に、静かで・・・
まるで夢の世界での出来事で有るかのように感じた。
この一瞬に、今までの私の、悲しみも、辛さも、怒りも・・・
全てのマイナスの感情が消え去るほど、幸せを実感した。





二日目の朝は、お粥から始まった・・・。
消化に良さそうなそのお粥は、
風邪の時に食べるのとは違って、とても香ばしい。


今日一日は、カルーセルに連れられて、香港観光。

まるで、子供の遠足状態の私達は、
ガラガラバスに乗っかって、本通、裏道を行ったり来たり。
目で見て耳で聞き。においに立ち止まり、
出来る限り香港を味わい感じる



黄大仙廟。文武廟。そこには参拝者が溢れているけど、
その境内の前には、大勢の年配の方達座っていた。
が、それは・・・
場外競馬場に集まった方達の様に、
何かに打ち込んでる訳でも無く、
三角公園の若い子達の様に、盛り上がってる様子も無い。
どう見ても、ただただ、何をするでも無く、
ボーっと座っているようだ。
『香港のお年よりは、毎日こうして過ごすのだろうか・・・??』
なんて、少し気に成りながら・・・
日程は時間どおりに、こなされた。



カルーセルはお仕事に精を出し、
色んな御土産さんに連れて行く。
なかでも、黒真珠から出来た化粧品の説明に至ると、
お気に入りなのか熱が入り、
「日本でも、大地真央さんが愛用で・・・」
なんて営業している。

『さっきは、お茶のお陰で、肌が綺麗だ。って言うてたやん。
いや、それよりも、こうして毎日、香港で名前が出ている事を、
大地真央さんは御存知なのか??』
などと、思いながら、夕方を迎えた。


ディナーは海鮮料理のオンパレード。
これでもか、これでもかの蟹・海老・いか・魚。
お昼に飲茶を食べまくったお腹には、チョットきつい!!
でもでも、まずは、タイガービールをゴクン。蟹をムシャムシャ。
また思い出したように、ビールをゴクン。
海老をバリバリ・・・貝をムシャムシャ・・・
結局、大量に残してギブアップ。

『しっかし、この店のサービスも最低! 
あの「酔っ払い海老」って、美味しいか~~???』
っと思いながらも、ニッコリ笑う自分が怖い??!!(^^


さて、今夜はお目当ての女人街だ~~。
二階立てバスに乗っかって、ウキウキ。相変わらず、景色はきれ~い。
しかし、女人街は歩けない程の人だかり・・・
団体行動出来る場所では有りませ~ん。
『明日、又、出直そう~~。っと』







香港最後の日はフリー。 カルーセルは居ない。
自分で頑張るぞ~~!!

予定通り、MTRに乗って、蘭桂坊周辺に行ってみた。
中環から、地図を片手に、歩く歩く。
本当はもっと近いのかも知れないが、
坂、坂、坂。 路地、路地、路地。

日本語を話す、親切な外人さんが、
「何処さがしてるの?」 と声をかけてくれて、
やっと、お目当ての「骨董品街」を見つけた。
ヨーロッパ系の、お髭の外人さんに感謝感謝。

骨董品に詳しい訳では無いけれど、
何だか古めかしい物が並べられた店内や、
時代遅れの日本のキャラクター人形が飾ってある店は、
私の好奇心を満たすにはピッタリで、どの店も、退屈せずに楽しめた。

この街は、一番興味の有った地域。
その想像通り、ここは少し雰囲気が違う。
下町と云うのだろうか、かなり雑然としていて、妖しい。
こんな感じは、だ~い好き。




さて、お次は「香港の味覚」を堪能しなくては・・・・
ちょうど お昼時の所為か、
路地の至るとこるに、屋台の様なお店が有って
皆んな、何やら召し上がってる。
コジャレタ ラーメン屋さんや、パスタの店も有るけれど、
私の目当ては、地モティー(地元の方) が行くようなお店。

殆どの店の前で、呼び込みの方が何やら声をかけているが、
その中で、一番入りやすかったお店を選択。
入り口では、豚君やら、鶏さんやらが、干からびて?吊るされていた。

店内は、結構込んでいたけど、みんな無口で、食すに専念している。
 『香港では食事中のお喋りは禁止なん??』
全く日本語の分らない親父さんに、
メニューを指差して注文した「魚丸入りラーメン」は、
きしめんを細くした様な感じで、美味しかった。


蘭桂坊を後にして、尖沙咀に移動。 
香港一番といわれる名門ホテル「ペニンシュラ」を見学に行く。
その良さが何処に有るのかは発見出来なかったけど・・・
余りにも綺麗に磨かれた、分厚いガラスドアに気付かず、
頭から思いっきり突っ込んで、おでこにコブが出来た事は・・・・
一生忘れられない思い出と成った。 最悪~~(ーー;)

気を取り直して、尖沙咀周辺をお散歩。 マクドナルド発見!!
日本には無い「お粥」のメニューが有って、
さすがマクド~~。 っと感心。 
そこで、閃いた!!

「どんなに無愛想な国でも、きっとマクドナルドは例外やで。
 笑顔の練習から入るマクドナルドやもん、全国共通。
絶対、笑うって~~」
そう思って、コーヒーを飲む事にした。
ところが・・・・・応対した彼は、全く笑わない。

『え"" 、これはマクドじゃ無~い。』 
『香港の店員さんは、気安く笑うな。と指導されているのかも知れない。
そんな訳無いか??』
『それなら、こっちから笑顔の大切さを教えてやろうではないか!!』
っと思い、思いっきりの笑顔で、「ありがとう」っと言ってやった。

すると・・・・その彼は、少しだけ、ニコッっとした。
『やった~~。(^o^)丿』 と思ったのも束の間、
彼は「ニコッ」を、取り消すかの様に、下を向いてしまった。
『やっぱり、笑うと怒られるんやわ~~』
っと納得させ、又、街を散歩する事にした。



夜は、念願の「香港火鍋」に決めた。
呼び込みのおばさんに連れられて、2Fに入ると、そこはもう凄い人。
一体幾つのテーブルが有るのやら・・・??
カルーセルの話では、「香港は、自宅で食事する習慣が無い。」
との事だったので、この混雑にも納得。

問題は、言葉も通じないが、メニューも読めない。
今までは漢字の雰囲気で何とか成ったものの・・・
此処のメニューは全く分らず、隣を盗み見して、何とか注文した。

周りを見渡すと、何やら地元の合コン会場?
って雰囲気? 若い方が多い。
隣はジゴロと、酔っ払った美女。反対側には女の子のグループ。
それにしても、みんな良く食べる。 やっぱ、鍋のせいかな??
ともかく、運ばれて来た山ほどの品々を、
赤と白に区切られた出汁に入れて・・・・食べてみた。
余り、期待はしていなかったのに、、
これがまた、なかなかのもので、美味しい~。
『香港火鍋バンザーイ!!日本に帰ったら、これを探すぞ~~。』




ともあれ、私の香港はもう終わりを告げていた。

もう一度、女人街を歩いてみると、
余りこれと云った物は無かったが、
おばさんの迫力に負けて、
多分、身に付ける事は無いであろう、
ど派手な下着を買ってしまった。(^^ゞ

そう云えば、普通、
日本の女性が香港と云えば・・・
「お買い物!!」 とくるのだろうが、
私がこの街で購入したものは、
この下着と、地元の薬局で、
「ダイエット」と云う言葉を、
要約理解して貰って手に入れた漢方薬。
あとは、カルーセルに負けて、買ったお茶・・・・
それ位の物だった。



でも、この街は面白い。
色んな物が有り、色んな人がいて、自信たっぷりに生きている。
おまけに、女性はみんな、細くて綺麗。
 『無愛想な所を直せばモット綺麗なのに・・・』

「女の子はいつも笑ってなさい。そうすれば、幸せがやって来る。」
そう言い 続けて、育てられた私にとって、
あの無愛想は、しっくりこない・・・・
とも思うが、これがきっと、「香港」なのだろう。





なにはともあれ、
私の香港は、あっと云う間に終わってしまった。
私がこの国から何を得たのか・・・・良くは分らないが、
母の言い付けを守って、
どんな場所でも、境遇でも、環境でも、笑顔で生きていこう。 そう思った。
今までもそうしてきたし。これからも、ずっと・・・・・
もしかしたら、そうしてきたからこそ、
こんな素敵な時間を過ごせたのかも知れない。
ううん、きっとそうなんだ。
これからも、私は私らしく生きる!!(^o^)丿
どんなに 「さむ~い」 時期が有っても、
きっと、いつか、夢は叶えられる。 
だって、あたしは今、こうして、此処に居るんだもん。

そんな事を考えながら、
憧れの夜景を、しっかりと目に焼き付けた。




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